
人と社会から選ばれるグリーンズグループへ。 サステナブルな価値共創の旅を続けます。
株式会社グリーンズ
代表取締役社長 村木 雄哉
堅調なインバウンド需要や国内レジャー需要により日本経済は回復傾向へ
宿泊業界は、長期にわたる困難な環境を乗り越え、堅調なインバウンド需要や国内レジャー需要により、市場全体が拡大基調にあります。一方で、駅前宿泊特化型ホテル以外のニーズが高まり、人材獲得競争の苛烈化が予想される中、当社にも変化が求められています。
こうした中、グリーンズグループにおいては、2023年6月期から2025年6月期の中期経営計画「GREENS JOURNEY 2025」で掲げた目標を、着実に実行してまいりました。レジャー向け新ブランドである「コンフォートホテルERA」「Ascend Hotel Collection™」の立ち上げや、バンケット機能の高度化等を実施することで既存店の業績向上を実現し、またレジリエントな企業を目指しロードサイド22店舗を開業したことで、目標値を上回る実績を挙げることができました。
グリーンズグループは、サステナブルな価値共創の旅を続けます
宿泊需要の高まりとお客様ニーズの多様化に対応するため、グリーンズグループは更なる成長と進化を遂げ、人と社会に選ばれる企業へと歩みを進めます。
お客様から選ばれるための人や施設・サービスへの投資、働く人から選ばれるための人的資本投資、社会から選ばれるための地域活性化への貢献によって、更なる企業価値の創造と持続可能な地域社会の実現を目指します。
持続的な成長を実現するために
2026年6月期から2028年6月期の3年間は、将来のポートフォリオ拡大を通じた持続的な成長を実現するためのケイパビリティ構築を行う準備期間、として位置付けています。3年間の中期経営計画を「GREENS SUSTAINABLE JOURNEY 2028」と題し、「需要をとらえた出店加速」「レジャーブランド・ロードサイド業態のビジネスモデル確立」「人材への投資と、更なる成長に挑戦する組織風土の醸成」を基本方針として取り組んでまいります。 新規出店を加速させ、2028年6月期に18,000室体制を目指します。また、創業期以来の出店戦略である「駅前の宿泊特化型ビジネスブランド」で需要を確実に獲得する一方で、「レジャーブランド」「ロードサイド業態」をバランスよく拡大いたします。さらに人材においては、人材・組織風土の目指す姿について認識を揃え、進化していことを目的に定義した、グリーンズグループとしての共通人材要件「Greens Criteria(グリーンズ クライテリア)」を体現する意欲ある仲間に選ばれ、居続けたいと思われる組織となるべく、人材活躍の仕組み構築・人材育成・人事制度整備に取り組みます。