トップメッセージ

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グリーンズグループは、 価値共創の旅を続けます

株式会社グリーンズ
代表取締役社長 村木 雄哉

新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞が大きく影響

コロナ禍以前、宿泊業界は安定的な国内需要と増大するインバウンド需要に支えられ、特に東京‧大阪などの都心部では宿泊主体型ホテルの新規出店が加速するなど、市場全体の拡大基調が続きました。
こうした中、グリーンズグループでは事業拡大に向け成長戦略を進めておりましたが、2020年2月頃から新型コロナウイルス感染症拡大の影響により海外からの入国制限、度重なるまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の発出による経済活動の大幅制限により国内の宿泊需要の急激で大きな減少により、2021年6月期は誠に遺憾ながら債務超過の状態に陥りました。

アフターコロナの早期成長軌道回帰に向け、ローコストオペレーション体制を構築、第三者割当増資を実施

このような状況に対し、2022年6月期は構造改革推進本部を立ち上げ、コスト削減効果のあった項目の更なる深化、あらゆる角度からの効率化策推進によるローコストオペレーション体制の構築を進めるとともに、アフターコロナを見据えた新たな販売機会の創出や商品力の強化に取り組みました。一方で早期の債務超過解消、成長軌道回帰に向けた効率化策や商品力強化策の実行に際しての一定の投資資金の確保を目的として、2022年10月、第三者割当による優先株式の発行を実施いたしました。
また一部のホテルにおける新型コロナウイルス感染症の軽症者宿泊療養施設としての一棟貸しの実施、コロナ禍に新設された助成制度の活用によるセルフチェックイン・アウト機の既存店導入前倒し、ホテル出店地域の地域振興策「地域割」などに合わせた宿泊プランの提供など、「近場」レジャー需要の獲得など様々な取り組み等の結果、2022年6月期において債務超過は解消しております。

グリーンズグループは、価値共創の旅を続けます

グリーンズグループは、2018年の新経営体制への移行を契機に、2030年の未来を見据え、新たなグリーンズグループの価値共創に向けて踏み出しました。すべてのステークホルダーとともに、社会に新しい価値を生み出し、分かち合い、発展・成長していくことを目指しています。コロナ禍で業績は大きな影響を受けましたが、2019年に打ち出した2つの大きな指針は継続して掲げ、引き続き取り組んでいきます。

経営ビジョン

中期経営計画「GREENS JOURNEY 2025」 経営ビジョン・CSR宣言の実現に向け新たなステージへ

足元では感染抑止策と経済社会活動の両立の動きが強まっております。今後、経済活動の回復は一層進むと予想されることから今般、次のステージを見据え、大きな事業成長を目指す新たな中期経営計画「GREENS JOURNEY 2025」を策定いたしました。当社を取り巻く事業環境は、当初より想定していた「日本の人口動態変化」「サスティナビリティに対する意識の高まり」や、コロナ禍の影響で加速したと思われる「消費者のデジタル活用度の高まり」「オンラインコミュニケーションの普及による出張機会の変容」など変化が続いています。グリーンズグループでは変化に柔軟に対応しつつ、“レジリエントな企業として新しいステージへ”をキーワードに、新たな挑戦を開始いたします。新たな中期経営計画「GREENS JOURNEY 2025」には2025年6月期の目標として売上高375億円、総客室数15,000室を掲げ、2030年の経営ビジョン実現に向けた企業価値向上へ成長路線回帰に取り組んでまいります。

経営ビジョン2
経営ビジョン・CSR宣言の実現に向け新たなステージへ
大きな事業成長を目指す新中期経営計画を策定
経営ビジョン3

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