世界禁煙デーに考える、ホテルの役割とこれからの選択 お知らせ 2025.05.31 ~「全室禁煙」と「禁煙支援制度」で、健康と環境に配慮した滞在を~ 5月31日は、世界保健機関(WHO)が定めた「世界禁煙デー」です。喫煙がもたらす健康被害は、肺がんや心疾患、呼吸器疾患など多岐にわたり、医療費の増加や労働生産性の低下といった社会的課題も引き起こしています。こうした背景は、持続可能な社会の実現に向けたSDGs(持続可能な開発目標)にも通じており、特に「目標3:すべての人に健康と福祉を」および「目標8:働きがいも経済成長も」に深く関係しています。 受動喫煙防止を目的とした法整備や、「健康経営」への注目が高まる中で、企業が果たすべき健康と環境への責任もより一層求められています。 すべてのお客様に、清潔で快適な空間を―全国97ホテル、すべて「全室禁煙」を実現 株式会社グリーンズが運営する「コンフォート」ブランドでは、2021年に全ホテルの全室禁煙化が完了しました。国内で50軒以上のホテルを展開する企業としては、日本初の全室禁煙化です。 そして、2025年5月29日に開業した「コンフォートホテル紀伊田辺」も全室禁煙のホテルとして誕生し、現在では全国97のコンフォートブランド・Ascend Hotel Collection™が、開業当初から「全室禁煙のホテル」として運営されています。 客室にタバコのにおいやヤニを付けないことで、清掃に伴う資源や労力の削減にもつながり、より快適でサステナブルな空間の提供が可能になりました。 “Breathe Easy.” ―空気まで心地よい客室を、すべての人に。コンフォートブランド、Ascend Hotel Collection™では、「Breathe Easy.(空気まで心地よい客室を、すべての人に。)」を合言葉に、清潔で快適な客室づくりに取り組んでいます。全てのお客様に安心してご宿泊いただけるホテルを目指して、全館禁煙化をいたしました。▶ Breathe Easy. 詳細はこちら:https://www.choice-hotels.jp/breatheeasy/ 従業員の健康づくりも支援―「禁煙支援制度」で健康経営を実践グリーンズでは、お客様だけでなく従業員の健康づくりにも積極的に取り組んでいます。その一環として、禁煙外来を受診し、禁煙に成功した従業員に対して治療費の一部を会社が補助する「禁煙支援制度」を設けています。この制度は、禁煙を促すだけでなく、社員の健康意識の向上や将来的な医療費の抑制にもつながる施策として、健康経営の観点からも重要な役割を果たしています。 これからもグリーンズグループは、すべての人が安心して過ごせるホテルを目指し、健康に配慮したホテル運営を続けてまいります。 ホテル一覧