食用として生産された農水産物のうち、3分の1ほどは消費されることなく廃棄されているといわれています。
SDGsのターゲットのひとつとして、2030年までに世界全体において一人当たりの食糧廃棄を半減させることが掲げられていますが、これを達成するには、食べられるにも関わらず捨てられてしまう「食品ロス」の削減がとても重要となります。
当社は2019年11月からIoTを活用した「食品ロス削減システム」を試験導入しています。これは、RFID(ICタグ)によりトレーの重量の変化を計測してホテルの朝食会場への来場者数をリアルタイムに可視化し、スタッフは残りの来場見込み数値を把握することで、過剰な食品の提供を抑制し、食品ロスの発生を防ぐというシステムであり、「食品ロス」の削減に一定の成果をみせています。
このように、当社では最新のIoT技術も活用しつつ、「食品ロス」の削減に積極的に取り組んでまいります。